2 years agoおもろいけど、”ロキノン”と書く時点でさげすんでていけ好かないのでひとこと。
こういうのを書くにあたっては、まず自分がどういった音楽遍歴を辿ってきたのかということを書いてくれると、どれだけ信憑性があるかを判断できていい。ここで信憑性というのは、どれだけ現場を体験していたかということであり、実際にロックすらまともに聴いてこなかった者にとやかく言われたくないから。
どうしてこういうことを疑うかというと、どうにも後追いの知識だけで書いてる部分が多々見られるから。いくつか反論しとくが、
”ロキノンの場合は、評価の基準となる“大状況”の整理・具体化作業を行うことはほとんどありません。それは“今”や“日本”や“ロック”といった曖昧なイメージのまま受け手に提示されます。そこで語られる価値は固定座標を持つものではなく、曖昧なイメージの上に“浮かぶ”形となります。”
具体的に言ってもらえればいいんだけど、こうも一般論で進められると、感覚的な音楽だからどうしてもこういう部分はあるでしょうとか、それだけではなかったよとしか言えない。
”ロキノン誌上(に限った話ではありませんが)でよく見る「ロック史上に残る傑作」とか「閉塞したシーンに風穴を開ける意欲作」なんてコピーが白々しく見える”
これってロッキングオン以前の音楽誌(代表的なのは、”MUSIC LIFE”)やレコード会社がキャッチとして、空々しくやってたことであって、ロッキングオンはむしろその急先鋒で対極にいたはず。
いずれにせよ、ロッキングオンのひきこもりかつ文学少女的新興宗教手法を気持ち悪がるのはわかるし、今となってはどうでもいいことだけど、その手法はどうあれ、結果として、ロッキングオンの取り上げてきた音楽は間違っていなかったってことはもっと評価されるべき。NMEやRolling Stoneの二番煎じっていわれればそうなんだけどね。ロックをどれだけ聴いてきたの?ってのはこのあたりの評価がないから。
それは日本のコアなロックファンにそれだけの貴重な情報を送り届けたということに他ならない。ロックファンとしては、音楽雑誌を読むために音楽を聴いてるわけじゃなく、新たな音楽を探すために音楽雑誌からは情報を欲していたわけで、はっきりいってそれに引っ付いてくるイデオロギーや私的な思い入れなんてものはどうでもよかったってのが本音だったと思う。それに、今も昔も新興宗教に騙されるやつは騙されるしさ、それをとやかくいっても仕方あるまい。